図は本プログラムの年次計画です。

本事業の年次計画

 東北大学大学院教育学研究科の国際的な連携・ネットワークを深化・拡張します。その上で、共同学位プログラムの基礎的研究及び開発研究を行います。短期プログラムでは、諸々の情報収集を重ねつつ、最終的には共同学位プログラムを立ち上げる予定です。

 下の図は、本プログラムのイメージを示したものです。
 桃色で示した外部機関との密接な連携を築きます。連携諸大学には東アジアの諸大学が含まれます。これらの大学は、本プロジェクトのパートナー大学です。政府諸機関・NPO等の諸機関との連携は、制度上の課題に対応し、留学生支援を円滑に行う上で不可欠な連携です。右側の連携諸機関には、主として共同学位開発や留学支援を行っている国際的な機関が含まれ、共同学位開発の情報を入手する上で重要な連携です。
 こうした連携を支えとして、本プロジェクトでは共同学位開発のための基礎的研究、共同学位開発のための実践的研究が行われます。
 中央の黄色で示した部分は、カリキュラムの案です。本プロジェクトのコアとなるパートナー大学とともに、教育専門職として基盤となる知識、必要とされるスキル、また態度の育成を図り、最終的には学術的な用語を用いた情報発信ができるよう体系的なカリキュラムを共同開発します。そのさい、先行事例である欧州におけるエラスムス計画やエラスムス・ムンドゥス計画なども参考にしつつ、カリキュラム開発を行います。
中心の黄色で示した部分がカリキュラムの構想です。教育研究の知識、技法の上に、フィールドワークを行い、最後には修士論文をまとめます。

本事業のイメージ

実施体制

 実施体制は、下の図の通りです。
 教育学研究科・教育ネットワークセンターに「アジア共同学位開発プロジェクト部門」を新設します。教育ネットワークセンター長が本プロジェクト代表を兼任します。
 なお、本プロジェクトを進めるにあたって二つの委員会を設けている。一つは、プロジェクト実施委員会(通称、推進会議)で、委員(8名)と専任教員(1名)、教育研究支援者(2名)・外国人客員教員(2名)から構成されている。実施委員会は月2回開催され、プロジェクト実施に関する共通理解を醸成しつつ、全体の動きを総括する。もう一つは、全体委員会であり、教育学研究科教員18名から構成(実施委員と重複)されている。なお、全体委員会は2ヶ月1回の開催により、実施委員会で出された事業案の確認及び助言をいただきます。

研究拠点の構成

メニューへ
ページの先頭へ