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東北大学教育学部への進学を検討している皆様へ

東北大学教育学部

日本には教育学部を持つ大学がたくさんあります。そして、教員になるためには教育学部以外の文学部や経済学部を卒業してもなることはできます。その中で、なぜ、東北大学教育学部なのでしょうか。

ここで、日本の国立大学系の教育学部のルーツを見てみましょう。第一は、東北大学教育学部を含む、東京大学や京都大学などの「旧・帝国大学系」。第二は、筑波大学、東京学芸大学、広島大学などの「旧・高等師範学校系」。第三は、宮城県で言うと宮城教育大学などの「旧・師範学校系」。みなさんのお住みになる都道府県にも地元に根ざした教育学部があるはずです。それぞれの長所短所をあげると、「旧・帝国大学系」は、たくさんの予算で教育の研究ができるけれども、小学校教諭や実技系教諭にはなりにくいという特徴があります。旧・高等師範学校系」は、教育の研究がさかんで大きな影響力を持ちますが、日本全国に散らばっているわけではありません。「旧・師範学校系」は、地元に密着してたくさんの先生を育ててきたという強みはありますが、ミニ総合大学のように専門の先生が多く、教育の専門家は一部分にとどまるという問題もあります。

東北大学川内北キャンパス

このような東北大学教育学部に関して、みなさんの大きな誤解があります。すなわち、「東北大学は、現場の教育に関係のない、理論や研究ばかりやっているのではないか?」という誤解です。しかし実際は、多くの先生方が現場教員とのつながりを持ち、活発な勉強会を開催しています。また、学生と一緒に学校現場に入って、学校の先生とさまざまな問題に取り組んでいる先生も数多くいます。私自身も、社会科を中心として授業実践や学校問題に関する多くの実績をもっています。

みなさんも、このような東北大学の教育学部で学んでみませんか。

お気軽にお問い合わせください。

また、直接話を聞きたい場合は連絡をとってぜひ研究室にいらしてください。

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