過去の大学院生の業績
修了生で現在研究者の人たち
関根明伸
(国士舘大学・体育学部こどもスポーツ教育学科・准教授)博士(教育学)東北大学
現在、国士舘大学の体育学部こどもスポーツ教育学科・准教授(→国士舘大学「研究者情報データベース」)。韓国における社会科および道徳科の成立・変遷過程について研究している。板橋孝幸
(奈良教育大学・教育学部・准教授)博士(教育学)東北大学
現在、奈良教育大学教育学部の学校教育講座(教育学・教育史)の准教授をしている(→奈良教育大学「教員紹介」)。昭和初期の「教育会」の研究を通して、地域の人材を育成しようとする教育を明らかにしようとしている。また、大学におけるFDに関する研究も多い。佐藤高樹
(帝京大学・文学部教育学科・助教)
現在、帝京大学の文学部教育学科・助授(→帝京大学「教員紹介」)。大正自由教育期における道徳教育的な諸実践についての研究を進めている。橋崎頼子
(奈良教育大学・教育学部・准教授)博士(教育学)神戸大学
2012年度から、奈良教育大学教育学部の学校教育講座(教育課程・教育方法分野)准教授に就任しました(→奈良教育大学「大学紹介」)。EUのグローバル教育や、日欧の社会科教員の現状について調査している。川越有美子
(米沢女子短期大学・教授)博士(教育学)東北大学
大学における栄養教諭の育成についてのカリキュラム研究をしている。
過去の大学院生の在学中の業績
- →板橋孝幸 (2011年度博士修得)。
2007年度
【学術論文】
- 板橋孝幸:佐藤高樹:梶山雅史編著『近代日本教育会史研究』学術出版会、2007年9月(第8章「農村小学校の学校経営と村教育会―宮城県名取郡中田村を事例として―」を共同執筆)。
- 佐藤高樹:梶山雅史編『近代日本教育会史研究』学術出版会、2007年9月(第八章「農村小学校の学校経営と村教育会」共同執筆)
- 佐藤高樹:「仙台市立中田小学校所蔵史料にみる一九三〇年代の『新教育』実践」『日本教育史往来』第172号、2008年2月。
2006年度
【論文・著書等】
- 五十嵐誓「社会科における教師の職能発達に関する調査的研究(3)-小学校教師Aのライフヒストリ-分析を中心に」,『東北教育学会研究紀要』9,2006,pp.1-14
- 佐藤高樹・板橋孝幸:「大正・昭和戦前期宮城県中田小学校における郷土教育の展開―村内教育体制とカリキュラム改造構想に着目して―」『東北教育学会研究紀要』第8号、2007年2月。
- 佐藤高樹:「宮城県におけるドルトン・プランの紹介とその反響―宮城県教育会雑誌『宮城教育』を手がかりに―」『東北大学大学院教育学研究科研究年報』第55集第1号、2006年12月。
2005年度
【学術論文・他】
- 関根明伸「連携型中高一貫教育の現状と課題」、水原克敏編『中・高一貫教育実施校におけるカリキュラム開発の実態調査研究』報告書 平成16~17年度日本学術振興会科学研究費補助金 26~47頁
- 関根明伸「学校調査 三重県立飯南高等学校調査報告書」同上書 95~109頁
- 関根明伸「韓国の道徳教育」、『CD-ROM版小学校道徳教育資料・実践事例集』 ニチブン刊行会 2006.2
- 関根明伸「韓国の学校道徳教育における教科教育的方向性―第7次教育課程の内容分析を中心に―』 郡山女子大学『紀要』 第42集 2006.3
- 五十嵐誓「社会科における教師の職能発達に関する調査的研究(2)-職能発達時期の分析-」,『東北大学教育学研究科研究年報』53(2),2005,pp.197-210
- 佐藤高樹「教育における『個性』の枠組とジェンダー―大正自由教育期における小原国芳『全人教育論』に着目して―」生田久美子編『ジェンダーと教育―理念・歴史の検討から政策の実現に向けて―』(東北大学21世紀COEプログラム ジェンダー法・政策研究叢書第4巻、辻村みよ子監修)東北大学出版会、2005年12月、137~156頁。
- 佐藤高樹「意義深かった講演会」(特別講演会「沢柳政太郎とその時代」参加記)『成城教育』第128号、2005年6月、74~77頁。
【学会発表】
- 佐藤高樹「1920-0年代東京市公立小学校における『新教育』の特質―富士小学校における『生活学校』実践に着目して―」教育史学会第49回大会、仙台市(東北大学)、2005年10月9日。
- 佐藤高樹(板橋孝幸との共同発表)「大正・昭和戦前期宮城県中田小学校における郷土教育と村教育会」東北教育学会第63回大会、仙台市(東北大学)、2006年3月4日。
2004年度
【学術論文・他】
- 関根明伸「道徳・特別活動カリキュラムの改善に関する研究―諸外国の動向(2)韓国―」担当、国立教育政策研究所編、2004.8
- 関根明伸「道徳教育の世界的動向について―アメリカ、韓国を中心に―」、郡山女子大学付属高等学校研究部『研究部報―第28回中学校・高等学校教育連携研究会報告』第81号 2004.9
- 佐藤高樹「成城小学校における修身科再編の論理―教科的意義の再解釈にもとづく道徳教育改造―」東北大学大学院教育学研究科『東北大学大学院教育学研究科研究年報』第53集第1号、2004年10月、215~230頁。
- 佐藤高樹「大正自由教育論における<個性>と<母性>―小原国芳『全人教育論』に着目して―」東北大学21世紀COEプログラム男女共同参画社会の法と政策―ジェンダー法・政策研究センター『研究年報』2-1、2005年3月、329~340頁。
- 谷口和也・橋崎頼子「多重化する「公」を基盤とする市民教育への展開―Beyond Boundaries : Law in Global Ages―」社会系教科教育学会『社会系教科教育学研究』第16巻13~20頁。
【学会発表】
- 五十嵐誓「社会科における教師の職能発達に関する調査的研究-職能発達要因の分析-」,第14回日本教師教育学会 2004.9
- 五十嵐誓「社会科における教師の職能発達に関する調査的研究(3)-小学校教師Aのライフヒストリ-分析を中心に-」,第62回東北教育学会 2005.3
- 佐藤高樹「大正自由教育論における<個性>と<母性>―小原国芳の『全人教育論』に着目して―」東北大学21世紀COEプログラム「男女共同参画社会の法と政策―ジェンダー法・政策研究センター」学内発表会、仙台市(東北大学)、2005年1月20日。
- 佐藤高樹「昭和初期富士小学校における道徳教育改造―『生活』にもとづく修身科の授業構成とカリキュラム改造への視点―」東北教育学会第62回研究大会、仙台市(東北大学)、2005年3月5日。
- 橋崎頼子・桜井高志「地球市民教育実践におけるカリキュラム構成原理―宮城県青年育成事業「マイ・プラン」の実践を手がかりに―」日本国際理解教育学会 第14回大会、京都市(京都ノートルダム女子大学)、2004年6月。
- 橋崎頼子「アメリカにおける多元主義的なグローバル教育からの転換―Teaching International Economics and Tradeを手がかりに―」日本カリキュラム学会 第15回研究大会、刈谷市(愛知教育大学)、2004年7月3~4日。
- 橋崎頼子・谷口和也「アメリカグローバル教育における「グローバル市民」観の変遷―CTIRのプログラムを手がかりに―」全国社会科教育学会 第53回研究大会、鹿児島市(鹿児島大学教育学部)、2004年10月9~10日。
2003年度
【学術論文・他】
- 関根明伸「公立校における『連携型』中高一貫校の現状と課題」、郡山女子大学『紀要』第40集、 2004年3月。
- 関根明伸「第二次大戦後の道徳教育の経緯と改訂」、『21世紀の倫理と課題』、清水書院、2004年3月。
- 五十嵐誓「カリキュラム開発過程における教師の実践的思考に関する事例的考察-公立N小学校の「総合的な学習の時間」の取り組みをもとに-」,『東北大学教育学研究科研究年報』51,2003,pp.141-157。
- 五十嵐誓「社会科授業リフレクション研究に関する基礎的考察-教師の実践的知識の観点から-」,『東北教育学会研究紀要』7,2003,pp.1-14。
- 五十嵐誓「博物館資料を活用した歴史学習の展開-「支倉常長」の教材開発を通して-」,『仙台市教育課題研究集録』25,2002,pp.3-4。および,「仙台市博物館活用研修会資料」,2003。
【学会発表】
- 五十嵐誓「社会科授業リフレクション研究の構想-教師の実践的知識の視点から-」,第53回日本社会科教育学会 2003年10月11日。
- 谷口和也・橋崎頼子「多重化する「公」を基盤とした法教育のあり方―Beyond Boundaries: Law in a Global Ageを手がかりに―」社会系教科教育学会 第14回研究大会、社町(兵庫教育大学)、2003年2月8~9日。
2002年度
【学術論文・他】
- 佐藤高樹「大正新教育運動に見る道徳教育改造の動向と教育勅語理念の浸透―小原国芳の「修身教授革新論」に着目して―」東北教育学会『東北教育学会研究紀要』第6号、2002年12月、29~42頁。
【学会発表】
- 佐藤高樹「1920年代における修身科補完の動向―道徳教育改造運動の一断面―」日本教育方法学会第38回大会、東京都目白(日本女子大学)、2002年9月22日。
在学生の研究業績は、右上の各大学院生の名前をクリックしてください。