教育社会学領域・福田亘孝ゼミ
- Recent activity
教員紹介
福田亘孝
Nobutaka Fukuda Official Websiteのページはこちら
<著書>
≪単著≫
- Fukuda, Nobutaka, 2016, Marriage and Fertility Behaviour in Japan: Economic Status and Value-Orientation, Springer.
≪編著≫
- 福田亘孝,2011,「第5章 夫婦の労働時間と子ども数――日独仏3カ国比較分析」「第6章 子育ての経済的負担感と子ども数」阿藤誠・西岡八郎・津谷典子・福田亘孝編『少子化時代の家族変容――パートナーシップと出生行動』東京大学出版会.
- 津谷典子・阿藤誠・西岡八郎・福田亘孝編,2018,『少子高齢時代の女性と家族――パネルデータから分かる日本のジェンダーと親子関係の変容』慶應義塾大学出版会.
≪共著≫
- 筒井淳也・平井裕久・水落正明・秋吉美都・坂本和靖・福田亘孝,2011,『Stataで計量経済学入門 第2版』ミネルヴァ書房.
≪分担執筆≫
- 福田亘孝,2009,「配偶者との別れと再びの出会い――離婚・死別・再婚」藤見純子・西野理子編『現代日本人の家族――NFRJからみたその姿』有斐閣ブックス.
- Fukuda, Nobutaka & Saotome, T. Tomoko, 2018,「Fertility preferences in Japan」Stuart Gietel-Basten, John Casterline, and Minja K. Choe『Family Demography in Asia: A Comparative Analysis of Fertility Preferences』Edward Elgar, 171-184頁.
学生紹介
教育社会学を専門領域とする大学院生の紹介です。教育政策科学研究室・大学院生/学部生および業績等のページもご覧ください。
- 大学院生(博士課程後期)
論文テーマ
2020年度
- 卒業論文
- 両親のジェンダー関係がきょうだいの教育達成に与える影響に関する実証分析
- ユニバーサル段階における浪人選択の規定要因分析
- 中学受験を検討する保護者の同期の背景――学校期待と学校満足度に着目して
2018年度
- 卒業論文
- 中学受験における親の実証分析――受験理由に着目して
- 学力の地域間格差に関する分析――地域の学校要因と社会環境要因に着目して
- 学士課程卒業に係る制度の特徴と規定要因――早期卒業制度と卒業延期制度
- 子供の学力・学習意識形成に対する親子間の影響――家族構成に着目して
2017年度
- 卒業論文
- 介護職の離職――学歴・資格・入職経路に注目して
- 何が何を資本たらしめるのか――「界」からみた学力の階層差の実証研究
- 学習時間の階層差の規定要因に関する研究――文化資本と学校外教育に着目して
2015年度
- 卒業論文
- 日本人大学生の留学阻害要因――東北大学を事例に
- 貧困の子どもに対する支援方法の一考察――NPO法人「だいじょうぶ」の取り組みを事例として
- 中等教育前期段階での選抜が高等教育への進学へ及ぼす効果――高校生の母親調査の計量分析を通して
- 高齢化は義務教育費支出に影響を及ぼすか――地方財政における世代間不均衡の実証分析
- 奨学金制度が世代間所得移動に及ぼす効果
- 階層差生成段階における教育達成格差の実証分析――教育アスピレーションに着目して
- 学歴に対する認識と進学行動の合理的つながりの検証
- 社会経済的地位達成に対する大学教育効果の検証――学び習慣と職業観に着目して
- だれが理想通りの出産をしているか――「出生ギャップ」形成要因の実証分析
- 修士論文
- 女性の世代内キャリア移動の趨勢――キャリアトラックのパラドックス
- 高等教育中退が職業生活に与える影響の検討
- 博士論文(2015年度)
- きょうだい構成による社会移動機会格差とその意味の変容
- 教育達成過程における階層差生成のダイナミクス――選抜制度と不平等に関する計量・シミュレーションアプローチ
2014年度
- 卒業論文
- 大学進学にまつわるローン回避問題の検証――貸与型奨学金制度に着目して
- 第二次産業の転職と紐帯の強さ――弱い紐帯仮説と構造的要因
- 家庭教育における「親の関与」の役割
- 就業女性におけるワーク・ライフ・バランスの実現条件
- NPOの現状・変遷・課題及び寄付増加に関する研究
- 中国における政治的地位が収入に及ぼす効果の都市農村比較
- 電子メディアが参加行動に及ぼす影響――デジタル・デバイドに着目して
- 高校時代のキャリア教育の有効性
- 現代の公立大学設置過程――新潟県立大学を事例として
- 修士論文
- 現代日本における子育て時間の構造
- 戦後日本の家族変動と社会的不平等――ひとり親世帯出身者のライフコース研究
- 工業高校における専門教育の再構築――岩手県の事例を中心に
2013年度
- 卒業論文
- プロ野球選手の入団経歴による到達段階の差異――ドラフト制度における指名順位に着目して
- 結婚市場の二重性
- 現代日本における政治的社会化――投票参加促進のための政策的提言
- 地位達成過程の国際比較研究
- 女性の就労継続の規定要因――福利厚生に着目して
- 大学進学率の規定要因――都道府県立大学収容率に着目して
- 誰が大学を中退するのか――生得的要因・獲得的要因・環境的要因
- 教育達成過程における文化投資呼効果
- 高卒無業の規定要因に関する計量的分析――高卒労働市場の地域制に着目して
- 進路形成における親の教育期待の役割
2012年度
- 卒業論文
- 家庭による教育「戦略」の虚像――親子データによる無意図的社会化の実証分析
- 現代高校生の学校外教育機会とその効果
- 家族構造と教育達成過程への計量的アプローチ――ひとり親世帯の文化的資源に着目して
- 正規雇用の貧困――労働政策の死角と職場環境の劣悪化に着目して
- 現代女性におけるアスピレーションを媒介した地位達成過程
- 大学進学率の『生活圏』格差に関する研究――岩手県の地域間格差に着目して
- 結婚・出産退職女性におけるその後のライフコース選択――再就職するか家庭にとどまるか
- 修士論文
- 「不登校」の社会学的研究
- 教育達成過程に対する定位家族の影響とその趨勢――家族間・家族内で生じる不平等
- 早期選抜の拡大と機会不平等のダイナミクス――質的格差への計量・シミュレーションアプローチ
関連学会
主な進路
- 就職
- 日本銀行,北海道電力,東北大学職員,宮城県職員,仙台市職員(学部卒業生)
- 東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター助教(博士課程修了者)
- 進学
- 東北大学大学院教育学研究科
過去のお知らせ
- International convention of Asia Scholars (Adelaide) にて,三輪哲准教授,苫米地なつ帆さん(D3),工藤沙季さん(M2),下瀬川陽さん(M2)が研究成果を報告しました(2015/07/07)
- Miwa, Satoshi and Natsuho Tomabechi "Two-way frustration in marital satisfaction among Japanese couples"
- Tomabechi, Natsuho "The Effect of Age Spacing and Birth Order on Educational Attainment in Japan"
- Shimosegawa, Minami "Is It Difficult for University Dropouts to Enter the Labor Market in Japan?"
- Kudo, Saki "The Effect of Family Policies on the Wage Gap between Man and Woman"
- 東北大学教育学研究科研究年報63(2) に濱本真一さん(D3)の論文が掲載されました。(2015/07/08)教育学研究科電子アーカイブへのリンク
- 濱本真一,2015,「合理的選択と教育機会不平等――質的差異を考慮した相対リスク回避説の定式化」『東北大学大学院教育学研究科研究年報』63(2):1-21.
- 大学院生の斉藤知洋さん(M2)が,東北大学大学院教育学研究科研究科長賞を受賞しました(2015/03/25)
- 学部4年生の田中茜さん(4年)が,東北大学総長賞を受賞しました.
- 数理社会学会第59回大会(久留米大学)にて池田岳大さん(M1)、下瀬川陽さん(M1)、苫米地なつ帆さん(D2)、濱本真一さん(D2)が、それぞれ研究成果を報告しました。(2015/03/14)大会ウェブサイトへのリンク
- 池田岳大,「雇用流動化の中の女性後期キャリアの変容」(ポスター)
- 下瀬川陽,「大学中退が地位達成に与える影響の検討」(ポスター)
- 苫米地なつ帆,「家族内相互作用は地位達成に影響を与えるか――「家族についてのアンケート」データの分析」(ポスター)
- 濱本真一,「教育内移動における階層効果とトラッキング――潜在クラスモデルを用いた階層効果逓減現象の検討」(口頭)
- International Conference Gender, Culture & Migration 2015 (University of Gdansk) にて,工藤沙季さん(M1)・三輪哲准教授が,研究成果を報告しました。(2015/03/06)大会ウェブサイトへのリンク
- Saki Kudo, Satoshi MIWA, "Comparative analysis of the sources of gender income gap in industrial societies"
- 東北大学教育学研究科研究年報63(1) に,三輪哲准教授・工藤沙季さん(M1),濱本真一さん(D2),および苫米地なつ帆さん(D2)の論文等が掲載されました。(2014/12/25)教育学研究科電子アーカイブへのリンク
- 三輪哲・工藤沙季,2015,「東アジア社会における家族政策と男女間所得格差」『東北大学大学院教育学研究科研究年報』63(1):1-13.
- 濱本真一,2015,「社会移動と教育機会不平等の理論的展開――知見の整理と今日の分析課題」『東北大学大学院教育学研究科研究年報』63(1):33-51.
- 苫米地なつ帆,2015,「定位家族構造・きょうだい構成に関する基礎的分析――「家族についてのアンケート」データの概観を通して」『東北大学大学院教育学研究科研究年報』63(1):279-299.
- 東北社会学研究会『社会学研究』に、研究室の苫米地なつ帆さん(D2)の論文が掲載されました。(2015/01/30)
- 苫米地なつ帆,2015,「教育達成における性別間格差――家族環境ときょうだい構成が与える影響」『社会学研究』95:101-123.
- 日本社会学会第87回大会(神戸大学)にて、池田岳大さん(M1)および三輪准教授・下瀬川陽さん(M1)がそれぞれ研究成果を報告しました。(2014/11/23)大会ウェブサイトへのリンク
- 池田岳大,「学校段階での人的資本形成が職場復帰にもたらす効果――資格の有無に着目して」
- 三輪哲・下瀬川陽,「戦後日本における高等教育中退に対する出身階層の影響」
- 家族社会学会第24回大会にて、苫米地なつ帆さん(D2)、斉藤知洋さん(M2)がそれぞれ研究成果を報告しました。(2014/09/07)
- 苫米地なつ帆,「教育達成格差の生成メカニズム ―きょうだい構成・家族内相互作用が教育達成に与える影響の検討 ―」
- 斉藤知洋,余田翔平,「定位家族構造と成人期の離婚行動」
- 東北社会学会第61回大会にて、三輪准教授、青山祐季さん(M2)、岩間和成さん(M2)、斉藤知洋さん(M2)、池田岳大さん(M1)、工藤沙季さん(M1)、下瀬川陽さん(M1)、苫米地なつ帆さん(D2)、濱本真一さん(D2)がそれぞれ研究成果報告を行いました。(2014/06/28)
- 池田岳大,「結婚市場の二重性」
- 斉藤知洋,「ひとり親世帯の世代間再生産――二人親世帯/母子世帯/父子世帯出身者の離婚リスク」
- 苫米地なつ帆,「きょうだい構成と教育期待――母親の教育期待の形成メカニズム」
- 青山祐季・三輪哲,「子どもの意識に対する母親の働き方の影響の再検討――子育て資源としての養育行動と時間に着目して」
- 岩間和成,「奨学金と学生の消費行動――学生生活実態調査データを用いて」
- 濱本真一,「国私立中学校における不平等――移行における質的格差の同時分析」
- 工藤沙季,「家族政策が男女間所得格差に与える影響」
- 下瀬川陽,「初職職種・雇用形態に対する大学中退の影響の検討」
- International Sociological Assosiation (ISA) World Congress XIII にて、三輪准教授と苫米地なつ帆さん(D2)が研究報告を行いました。 (2014/07/17)
- Satoshi MIWA and Natsuho TOMABECHI, "The Effects of Child Birth on Marital Satisfaction in Contemporary Japan"
- East Asian Junior Sociologist Forum (Pacifico Yocohama)にて、池田岳大さん(M1)、工藤沙季さん(M1)、斉藤知洋さん(M2)、下瀬川陽さん(M1)、濱本真一さん(D2)が研究報告を行いました。(2014/07/13)
- Saki KUDO “Cross-national Research on Inequality of Educational and Social Economic Status Attainment”
- Shinichi HAMAMOTO “Trends of Educational Inequality and Declining Family Background Effect in Japan”
- Tomohiro SAITO “Marital Instability and Intergenerational Reproduction of Single Parenthood in Japan”
- Takehiro IKEDA “The Dual Marriage Market”
- Minami SHIMOSEGAWA “Dropout from Higher Education in Japan: Effects of Social Background and Institutional Factors”
- 『SPSSによる応用多変量解析』(三輪哲准教授による共編著)がオーム社より刊行されました。
- 教育社会学分野の大学院生も共同執筆しています。詳しくはオーム社ウェブサイトへ
- 大学院生の斉藤知洋さん(M2)の論文が、『社会学研究』に掲載されました (2014/04/30)
- 斉藤知洋,2014,「ひとり親世帯出身者の教育達成過程――母子世帯・父子世帯の文化資本効果による検討」『社会学研究』94:133-156.
- 三輪准教授のコメントがThe Wall Street Journal に掲載されました。(2014/03/04)
- 江戸時代の武士の子孫、今も日本社会で優位――米大学研究(The Wall Street Journal 日本版へのリンク)
- 原文(The Wall Street Journal へのリンク)